リノベーション住宅という発想【2019-09-28更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

リノベーション住宅という発想

ページ作成日:2019-09-28

 中古住宅や中古マンションに大規模改装を施した「リノベーション住宅」が、若い世代を中心に人気です。「リノベーション(renovation)」とは、「古いものを修理・復元すること」。「リフォーム」という言葉が、住まいの修繕・補修というニュアンスで使われるのに対して、「リノベーション」という言葉には、中古住宅をベースに自分の理想とする住まいをつくり上げるという、積極的なニュアンスが感じられます。
 リノベーション住宅には二つのメリットがあります。一つは、注文住宅や新築住宅と同等または低予算で、自分好みの住まいが得られること。中には、新築用に準備した資金でローコストの中古住宅を買い、残りの資金をリノベーションに充てる人もいるそうです。また、こだわりのキッチンや収納を実現した実例は、雑誌やネットにもよく登場します。
 もう一つのメリットは、人気のエリア・沿線に住める可能性が広がること。都心部で手ごろな新築物件は少ないものですが、中古住宅なら候補数は多くなります。あとは、リノベーションで、思いのままの空間を作り上げればいいというわけです。
 いいことずくめのように見えるリノベーション住宅ですが、大前提があります。それは、立地・日照・周辺環境と躯体構造の品質については、安易な妥協をしないということ。立地・日照・周辺環境は、一度購入してしまったらどうにも変えようがありません。また、建物の躯体構造の良し悪しは、暮らしの安全や安心に直接影響します。さらに、中古住宅の構造・デザインによっては、大規模改修そのものが不可能な場合もあるのでご注意を。専門家の助言も聞きながら、思い描いた通りのリノベーション住宅を実現したいものです。

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