老後に備える不動産活用法 ~リバースモーゲージの特徴~【2025-03-09更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
老後に備える不動産活用法 ~リバースモーゲージの特徴~
ページ作成日:2025-03-09
人生百年時代といわれる昨今ですが、長い老後生活を支えるには資金の準備が欠かせません。一般的なのは貯蓄や投資などですが、持ち家を生かした資金調達も少しずつ広がっています。その一つが「リバースモーゲージ(ローン)」です。
リバースモーゲージを直訳すると「逆抵当融資」。家を買うための住宅ローンとはアベコベに、手持ちの不動産(=マイホーム)を担保にお金を融資してもらうことです。お金の受取り方法は年金形式が多いようですが、中には一括で受取った後、利息だけを返す方法もあります。また、最終的な残金は死亡時に持ち家を売却して完済します。
この方式の特徴は、担保設定された後も、所有者が持ち家に住み続けられること。住み慣れた自宅を離れることなく融資が受けられるわけですから、老後資金に不安がある高齢者にとっては、メリットのある仕組みだといえます。
その一方、融資金額の上限が設定された担保額までであることも知っておくべきでしょう。例えば、不動産価格の下落(=担保価値の下落)や金利上昇(=融資利息の増額)が起こると、融資金額は減額されてしまいます。また、借り入れた本人が当初予想以上に長生きした場合は、融資の途中打切りということも起こり得ます。おめでたいはずの長寿が、かえってリスクを高めるというのは、何とも複雑ですね。
リバースモーゲージは導入されて日が浅いため、国内の認知度は今一つ。取扱い金融機関もまだ限られています。しかし、世界に先駆けて高齢化が進む日本では、先々有力な選択肢になるかもしれません。注目しましょう。
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