老後に備える不動産活用法(続) ~リースバックの特徴~【2025-03-16更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

老後に備える不動産活用法(続) ~リースバックの特徴~

ページ作成日:2025-03-16


前回、老後に備える資産活用法としてリバースモーゲージをご紹介しましたが、同じようにCMなどで注目を集めているのが「リースバック」、日本語で「賃貸借契約付き売却」と呼ばれる方法です。

 住み慣れた家に住み続けられるという点ではリバースモーゲージと似ていますが、所有する自宅を不動産会社などにいったん売却し、売却先と改めて賃貸借契約を結ぶ点が異なります。
 この方式のメリットは、自宅を売却することでまとまったお金を手にできること。その使い道は自由なので、負債の一括返済に充てたり、資産運用に回すことも考えられます。また、所有者が変わった後でも同じ家に住み続けられるため、売却したことを周囲に知られたくない人にもメリットのある方法といえるでしょう。

 その反面、リースバックしたわが家に住み続けるためには、賃借人としてのルールを守り、賃貸料(リース料)を支払い続けなければなりません。また、リースバックでは契約期限が明記される場合が大半です。そのため、賃貸料の支払いが滞ったり、契約期間が終了した場合は、明け渡しを求められてもやむを得ません。同じわが家に住み続けていても、所有者としての立場と賃借人としての立場はまったく異なるのです。

 また、リースバック契約の内容によっては、将来立ち退きを迫られたり、住宅が第三者に転売されるリスクがあるのも、この方式の注意点です。実際に検討する場合は、相手方の信頼度を見極め、契約内容を細部まで確認すること、必要と思ったら弁護士などの専門家に相談することを肝に銘じたいものです。

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