戸建住宅にも修繕積立金を【2019-09-22更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

戸建住宅にも修繕積立金を

ページ作成日:2019-09-22

 今月上旬、関東地方に上陸した台風15号は、千葉県を中心に大きな被害をもたらしました。想定をはるかに超える豪雨や暴風は、もはやどこで起こってもおかしくありません。「来る前に備える」発想の転換が必要です。
 マイホームの場合、「備え」の基本は定期的な点検と適切なメンテナンスです。そこで必要となるのがお金=修繕積立金。もともとは分譲マンションに特有の制度ですが、今や戸建住宅でも用意は必須と考えるべきでしょう。
 例えば外壁のひび割れや屋根の雨漏りは、木造戸建住宅の大敵。侵入した雨水が柱や基礎などの構造部分を傷めて資産価値を損なうだけでなく、最悪の場合は住宅の破損・倒壊も招きかねません。建て替えという選択肢もありますが、大きな出費は避けられません。
 しかし、構造部分だけでも定期的に点検し、必要な補修を行えば、資産価値の維持や万一の際の安全性確保は十分可能でしょう。そのために必要なのが、修繕積立金なのです。
 では、戸建住宅における修繕積立金の目安はどの程度でしょうか。木造の新築戸建住宅の場合、最初の大規模メンテナンスは引き渡し後10年前後、費用は120万~180万円程度といわれます(工事内容により異なります)。大きな金額のようですが、1カ月あたりで計算すると、その金額は1万~1万5,000円程度。仮にメンテナンス費が膨れ上がった場合でも、この準備があれば何とか対応できるのではないでしょうか。
 長寿時代を快適に過ごすには、住まいにも長寿の備えが欠かせません。戸建住宅の修繕積立金はその第一歩。それぞれの家庭ごとに、できる範囲で用意していきたいものですね。

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