エアコンの節電術【2019-07-14更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
エアコンの節電術
ページ作成日:2019-07-14
7月に入りうっとうしい天気が続いています。快適な室内環境を保つためにエアコンを使っている方も多いと思いますが、気になるのが電気代。少しでも節電につながる使い方を考えてみました。
以前は、外気温に合わせて小まめにスイッチをオン・オフすることが勧められましたが、今はこれは逆効果だといわれます。というのも、エアコンが一番電気を使うのは、室温を設定温度に下げる過程だから。つまり、家族が全員留守にしている昼間や、外気温が下がる深夜帯を除けば、エアコンはつけっぱなしの方が節電につながるのです。その際、自動運転モードにしておくと、設定温度まではフル運転で、その後は室温に応じて微弱運転や送風運転でと、エアコン自身がムダな電力消費を抑えてくれます。
また、風を上手に使うのも節電につながります。というのも、人間が肌で感じる体感温度は、風速が1m増すたびに約1℃下がるため。同じ温度設定でも、風のレベルを強にしたり扇風機などを併用したりすることで、感じる涼しさは増すわけです。
さらに、フィルターの掃除も大切です。目詰まりしたフィルターは、空調能力を15~20%程度下げるといわれ、消費電力増につながります。冷房効率を保つには、2週間に1回程度、掃除機などでフィルターのほこりを吸い取るようにしたいですね。
なお、今から15年前程度の古いエアコンでは、今の同レベルの機種より60~70%も消費電力が高いものもあります。これは当時の省エネ設計が、今ほど十分ではなかったため。家計が許すようなら、思い切って交換することも考えてみたいですね。
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