風水害にも火災保険【2018-07-15更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

風水害にも火災保険

ページ作成日:2018-07-15


 7月初旬の豪雨は、西日本を中心に大きな被害をもたらしました。京都市内でも住宅の倒壊や浸水被害が発生しています。被害に合われた方々に心からお見舞いを申し上げます。
 さて、こんな災害時の支えになるのが火災保険による補償です。実はこの保険は、幅広い自然災害にも対応する「災害保険」。今回のような豪雨や台風による水害や土砂崩れなどもカバーしています(ただし、契約内容によります)。
 また、近年各地で発生している竜巻も補償対象です。突風などで屋根瓦が飛んだ場合はもちろん、窓ガラスが壊れて雨が吹き込み、被害が出た場合も同様。さらに、落雷による火災や屋根の破損、雪害などにも対応できるようになっています。
 オールマイティな印象のある火災保険ですが、どんな自然災害でも対応してくれるわけではありません。まず、一般的な火災保険は、一定の被害額を超えないと補償が出ません。また、古いタイプの火災保険(「住宅火災保険」「普通火災保険」など)では、「水害」に関する補償がなかったり、あっても補償額が小さいものがあるので要注意。心当たりのある方は今一度、保障内容を確認した方がよいでしょう。さらに、地震による被害も対象外。補償を受けるには、火災保険に加入した上で、さらに地震保険にも入っておく必要があります。
 転ばぬ先の杖というべき火災保険ですが、あらゆる補償を入れてしまうと、毎回の保険料も上がってしまいます。たとえば、浸水被害が想定しにくいマンションの上層階では、保険契約時に床上浸水に対する補償などを外しておくと、その分、保険料の節約になります。よく検討した上で、ベストな内容で契約したいものです。
 

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