上手な買い替えを考える(下)【2017-06-04更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

上手な買い替えを考える(下)

ページ作成日:2017-06-04

 買い替えで一番避けたいのは、「新しい家を買ったのに、前の家が売れない」「今の家が売れたのに、次の家が決まらない」というリスクでしょう。その意味で大切なのが、売買のタイミング。つまり、売りが先か買いが先かの判断です。
 タイミングの原則は、「難しい方を優先する」。たとえば、売り出し価額が高額ならば、成約まで時間がかかることもあり得るので「売り優先」で。また、人気の高い地区からよそに移る場合は、売却がスムーズに運ぶ可能性が高いので「買い優先」にするという具合です。ただ、「買い優先」の場合、今の家の売却価格によっては、次の家の購入計画を修正する必要が出る可能性があるので、不動産会社などとの事前相談が欠かせません。要は、個々のケースに応じて、タイミングを選ぶことです。
 その意味で大切なのが、「不動産の市況」。売買に影響する景気動向や公示地価の変化など、全体的な動向はもちろんですが、自分が暮らす地域の状況にも、日ごろから目を配る癖をつけたいものです。これは、適切な「売り出し価格」を決定する上でも役立ちます。
 ちなみに、不動産取引が活発かどうかは、年間の時期によっても異なります。たとえば、新年度直前や夏休み中などは、取引が活発化する時期。人事異動があったり、子供の休み中に引っ越しをと考える人が多かったりするためです。
 上手な買い替えにおいて最も大切なポイントは、「相手(売却先・購入先)の気持ちを大切にすること」。相手あっての取り引きということを忘れず、売り買いともに成功させたいものですね。
 

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