上手な買い替えのために(上)【2017-05-28更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
上手な買い替えのために(上)
ページ作成日:2017-05-28
消費増税を前に、中古住宅への関心が高まっているようです。自宅を売却し、よりよい家の購入をと望む人は、これを機会に買い替えの検討を本格的に始めてはいかがでしょう。その場合、注意すべきポイントがいくつかあります。
まず、適切な「売り出し価格」を決定することです。買い替え計画では、今の住まいを売った利益が、次の住まい購入の元手になりますから、高い「売り出し価格」を望むのは当然。しかし、周辺の価格相場を無視すれば売却は進まず、計画全体にも響きかねません。
売却価格を決定する上で、参考になるのが「査定価格」です。これは、不動産鑑定のプロが住宅の状況や周辺環境、市場環境などを総合的に検討し、「この値段なら売却期間内にほぼ売れるだろう」と判断した価格のこと。売却期間は3カ月程度が目安とされています。
とはいえ、査定価格は絶対ではありません。不動産市場の状況や時代にあった構造・設計・設備か、などでも判断が変わるため、自分の「希望価格」と大きく違うこともありえます。納得できない場合、数社に査定を依頼するのも一案でしょう。その上で、適切な「売り出し価格」を決定すればいいのです。
なお、今の住まいにローン残債(残金)がある場合、「売り出し価格」はそれを精算できる水準にするのが基本ですが、市況や立地によっては、それがかなわないこともありえます。別のローンを使って精算する方法もありますが、あえてローン残債がより少なくなるまで待つのも選択肢の一つでしょう。「夢の買い替え」を「悪夢の買い替え」にしてしまわないためにも、無理のない賢明な判断を心がけたいものです。
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