万一のための家庭内備蓄(中)【2017-03-19更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

万一のための家庭内備蓄(中)

ページ作成日:2017-03-19

 災害時には必要なものは、水と食料、簡易トイレだけではありません。例えば病気のある人や高齢者なら常備薬、女性であれば生理用品、乳幼児のいる家庭では粉ミルク、紙おむつ、ウェットティッシュなどのストックが欠かせません。
 また、メガネや入れ歯などは、使用者にとって欠かせないものですが、災害時には壊れたり紛失したりしがち。予備品を用意するのがベストですが、以前使っていたものを非常持ち出し袋などに入れておくだけでも、当座の不便は避けられます。ふだんはコンタクトレンズを使っている人も、災害時はメガネを用意した方がよさそうです。
 災害時の服装では、履物と手袋の用意を忘れずに。大きな地震の後は、室内も路上もガラスや壁、金属などの破片が散乱しており、素手素足では危険過ぎるからです。できれば、靴箱以外の取り出しやすい場所に、予備の履物・手袋を確保しておきたいですね。防水性のあるブルゾンなども、雨天時の活動には欠かせません。
 同様に欠かせないのが、ラジオやパソコン、携帯電話などの情報機器、とりわけスマートフォンです。問題は、必要に応じて充電できる環境をどう確保するか。停電中の使用を考えると、乾電池で使える充電器と複数の電池をセットで備蓄したり、手回し式や太陽光発電式の充電器などを用意しておきたいですね。自家用車のある家庭なら、シガーソケットを利用する充電器があれば心強いでしょう。
 なお、過去の災害では、何にでも使える材料が重宝されました。大型のごみ袋やビニール袋、ライター、ティッシュペーパー、食品ラップなども、備蓄品に加えておきましょう。
 

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