落雷から身を守るために ~側撃雷にも注意が必要~【2025-04-12更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

落雷から身を守るために ~側撃雷にも注意が必要~

ページ作成日:2025-04-12


 先日、奈良県の学校グラウンドに落雷があり、6人の中・高生が緊急搬送される事態になりました。詳しい状況は不明ですが、急に雨が強くなった直後に生徒たちが倒れたという証言があり、突然の落雷の恐ろしさを、改めて実感させられました。

 落雷は、一般家庭が約半年分に使う膨大な電力を、わずか1000分の1秒間に放出する自然現象です。その直撃がいかに恐ろしいかは、言うまでもないでしょう。

 一般に雷が落ちやすいのは、周囲より高い所です。というと高木や鉄塔などが思い浮かびますが、実は周囲が開けたゴルフ場やグラウンド、海辺や山頂付近などでは、立っている人でも落雷の標的となります。もう一つの脅威は側撃雷。樹木などに落ちた雷が近くの人に飛び移る現象です。雷雨の最中、木の下で雨宿りすることは最も危険な行為なのです。

 では、野外で雷に合ったらどう動くべきでしょうか。まず覚えておきたいのは、天気が急変したり雷鳴が聞こえたら、頑丈な建物の中に「すぐ」避難すること。雷を生む雷雲(積乱雲)の動きは想像以上に速く、「まだ大丈夫」と「もう危ない」は背中合わせだからです。
 また、屋根のある自動車に乗っているときは、あわてて外に出ず車内に留まりましょう。万一落雷しても、電流は車の外側から地面に流れるだけで、中には侵入しないからです。

 万一、開けたゴルフ場などで雷に遭遇したら? その時はとにかく姿勢を低くします。その際、木や電柱などからは4m以上離れること。これは側撃雷の危険を抑えるためです。
 なお、気象庁では雷や竜巻、強雨などの短時間予報「ナウキャスト」を運用・提供しています。スマホアプリでも見られるので、お出かけの際などにお役立てください。
 

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