なぜ頭金は大切なのか【2016-11-27更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

なぜ頭金は大切なのか

ページ作成日:2016-11-27


 マイホームの指南書などでは、頭金の重要性がしばしば強調されています。なぜ、頭金が大切なのか。もう一度考えてみましょう。
 最大のポイントは返済の軽減です。例えば2000万円の住宅を年利2%・30年返済の固定型ローン(月々返済のみ)で購入すると、毎月返済額は73,920円。しかし、うち400万円(20%)を頭金で支払い、ローンを1600万円に抑えると、毎月返済額は59,136円。差額は月々14,784円、年間で177,408円、30年合計では532万円余りと、頭金の2倍以上になります。
 また、万一返済に行き詰った場合も、頭金が多い方が安心です。一般に、新築住宅の価値は購入後2~3年で当初の8割、10年で6割程度に目減りするといわれます。頭金ゼロでマイホームを買った人は、購入後間もなくマイホームを売却しても、ローンを完全に清算できない恐れが高いわけです。
 さらに、頭金の有無が直接金利に影響する場合もあります。例えば、住宅金融支援機構の「フラット35」は100%融資を認めていますが、頭金10%未満のケースに対しては金利が上乗せされます。民間の金融機関でも、同様の運用をしているところがあります。
 ことほどさように大切な頭金ですが、だからといって貯金のすべてをつぎ込んでしまうのは考えもの。大きな病気や事故などに会った場合、家計がひとたまりもありません。一定の余力を残しつつ頭金も確保するためには、両親や祖父母からの援助を仰ぐなどの方法を利用したいですね。また、どうしても100%融資を使わざるを得ない場合は、繰り上げ返済を活用し、積極的に元金を減らすのも一案です。ご検討ください。
 

カレンダー
 << 2024年12月  

PAGE TOP

センチュリー21の加盟店は、全て独立・自営です。
Copyright(c)Kyotohouse Co,.Ltd. All Rights Reserved.