エコリフォーム補助金とは【2016-11-13更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

　平成28年度第2次補正予算で、中古住宅の性能向上や取引の活発化を目指す「住宅ストック循環支援事業」が創設されました。中でも注目したいのがエコリフォーム補助金です。
　この制度を利用すると、10月11日以降に工事着手した一定のエコリフォームについて、工事内容に応じた補助金が交付されます。なお、補助金の上限は30万円となっています。
　また、要件の一つとして「リフォーム後の住宅が、1981年施行の「新耐震基準」などに適合すること」が挙げられていますが、基準を満たしていない中古住宅でも、耐震改修を同時に行ってクリアすれば交付対象となります。この場合の上限は45万円です。
　対象となるエコリフォームは、1）開口部（窓、ドア）の断熱改修、2）外壁、屋根・天井、床の断熱改修、3)3種類以上のエコ住宅設備（太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯器[＝エコジョーズ・エコキュートなど]、節湯水栓）の設置工事、のいずれかで合計5万円以上の工事。また、同時に一定の改修工事をした場合、工事内容に応じた補助金が追加される仕組みとなっています。
　この制度の詳細については、国土交通省のサイト「住宅ストック循環支援事業について」をご参照ください。また、具体的な工事内容や申請手続きについては、不動産会社や工務店などで相談してみることをおすすめします。
　エコリフォームは、「冬暖かく夏涼しい」わが家を実現できるチャンスであるだけでなく、光熱費の節約という実利も期待できます。すでに購入済みの住宅はもちろん、これから中古住宅を購入する場合も検討してみたいものですね。