年内入居は可能か【2016-09-11更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
年内入居は可能か
ページ作成日:2016-09-11
めっきり秋めいてきた9月は、マイホーム探しの好機です。この時期にスタートすれば、年内入居も夢ではありません。とはいえ、目指す住まいを見つけて資金を手当てし、契約や登記などの手続きを終え、最低限の補修をして引っ越すのは、なかなかの大仕事。漫然と過ごしていると、あっという間に師走がきてしまいます。
では、年内入居に必要なことは何でしょう。第1は、今年中に新しいマイホームを手に入れるという決意を固め、これはという住まいを精力的に探すこと。沿線・広さ・地域・周辺環境など、譲れない条件に沿って選ぶことが基本ですが、すべてをかなえる住まいはなかなか見当たらないのが現実。年内入居を優先するなら、大胆な妥協も必要です。
第2のポイントは、やはり資金計画。今の低金利状況を生かして、100%ローンでまかなうという考え方もありますが、後々の返済のことを考えれば、少しでも自己資金を増やすことが大切。預貯金以外に、親・祖父母の援助もお願いしたいところです。
幸い、2016年中の住宅購入資金については、基礎控除を除く生前贈与700万円まで(一般住宅の場合)贈与税の非課税扱いです(2017年10月以降は引き下げられる予定です)。また、親から子への住宅資金贈与については、2500万円までを非課税(正確には贈与の繰り延べ)とする「相続時精算課税制度」の利用も考えられます。相続税の非課税枠が以前の6割に下がった今、税対策としてもメリットがあるかもしれません。
長丁場のマイホーム計画では、3か月程度はあっという間。本気で年内入居を目指すなら、肝心なのはスピードです。今から早速動き出すことが、成功のカギとなるはずです。
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