冬の加湿対策とは【2015-12-13更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

冬の加湿対策とは

ページ作成日:2015-12-13

師走に入ってから暖かな日が続いていますが、空気は確実に乾燥してきました。乾燥が進みすぎると風邪やインフルエンザにかかりやすくなるだけでなく、身体が感じる気温(体感温度)も下がるといわれます。適度な加湿が必要とされる理由です。
私たちの生活で「湿度」といわれるのは相対湿度。ある温度の空気が取り込める最大の水分量(飽和水蒸気量)に対して、実際の水分(水蒸気)量がどれぐらいかを%で表したもので、式に書くと「相対湿度=実際の水蒸気量÷飽和水蒸気量」となります。
この飽和水蒸気量は気温が上がるほど高く、下がるほど低くなる性質があります。冬は気温が低いので、空気中の水分量も少なくなっています。ここで暖房を入れると飽和水蒸気量だけが上がるため、相対湿度が低下。乾燥した感じがするのです。
さて、空気が乾燥すると身体が感じる気温(体感温度)は下がることが知られています。その割合は、湿度10%あたり約1℃。逆にいえば、室温16℃の部屋で湿度を30%から50%に上げてやれば、体感温度は18℃ぐらいに感じられるというわけです。
室内の湿度を上げるには、加湿器が早く便利です。一般に快適な湿度といわれるのは40%~60%。温湿度計も一緒に購入し、上手に湿度コントロールを行いたいものです。適切な湿度は暖房を抑え、節電にもつながるでしょう。
なお、体感温度を上げようと湿度を60%や70%まで上げるのは禁物。空気中の水分量が多くなり過ぎると窓ガラスなどに大量の結露が発生し、住まいを傷めたりカビやダニの発生につながりかねません。適度な温湿度を保って、健やかな冬をお過ごしください。
 

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