地震保険の意味とは【2015-08-30更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

地震保険の意味とは

ページ作成日:2015-08-30

9月1日は関東大震災をきっかけに制定された「防災の日」。そこで考えたいのが、地震保険の役割です。いくつかのポイントを整理しておきましょう。
まず、誰のための保険なのか。地震保険は「保険」と呼ばれていますが、実際は火災保険に伴う「特約」に近いもの。あくまでも火災保険加入者のための保険です。
では、どんな災害に対応しているのでしょう。地震保険の補償対象は、地震・噴火・津波など。要は、「火災保険の対象にならない」建物や家財の損害です。ただし、保険金額(補償額)の上限は「火災保険の保険金額の30%~50%に相当する範囲内」で、かつ「建物5,000万円・家財1,000万円」まで。満額が出ても、元の住まいの再建は難しそうです。
また、補償額の支払上限は「全損」で保険金額の100%、「半損」同50%、「一部損」同5%と、被災物件の状態によっても異なります。2000万円の火災保険の加入者が地震保険に入っても、受け取れる保険金は「全損」600万~1000万円、「半損」300万~500万円、「一部損」30万~50万円です。こうなると、見舞金のレベルですね。
それでも、地震保険に入った方がいいでしょうか? 答えはイエス。たとえ数十万円でも、被災時にまとまったお金が受け取れるからです。ただし、加入の際、保険金額を上限一杯まで設定し、ずっと払い続けることが大事です。
なお、自然災害が相次いでいる現状から、今年10月からは火災保険料が改定に。さらに、2017年1月からは地震保険の保険料も引き上げられる予定です。負担増はつらいですが、万一に備える保険の意味を今一度かみしめたいものです。
 

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