熱中症の防止策とは(上)【2015-08-09更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

熱中症の防止策とは(上)

ページ作成日:2015-08-09


暦の上では立秋ですが、現実の世界では酷暑が続いています。消防庁の発表によれば7月27日~8月2日、熱中症で救急搬送された人は全国で1万1,000人以上。不幸にも亡くなった方も25人に上るとのこと。わずか一週間とは思えない数字です。
熱中症とは、「高温多湿の環境下で体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能がうまく働かず体温が著しく上昇するなどして発症する障害の総称」(京都府ホームページによる)。めまい、頭痛、こむらがえり、嘔吐、倦怠感、大量の発汗などの症状を経て、最悪の場合は死に至ります。
熱中症というと熱い屋外でかかるものというイメージがありますが、室内での熱中症が意外に多いことは知られていません。2010年のデータによれば熱中症死亡者で最も多いのは家で倒れたケースで、その割合は約45%に上ります。
熱中症を防ぐ基本は高温多湿な場所を避けること。屋内にいる場合はクーラーや扇風機の使用が効果的です。自分と家族の健康は節電よりも大切です。
また、のどが渇いていてもなくても水やスポーツドリンクなどをこまめにとりましょう。水だけを大量に飲むと血液バランスが崩れることがあるので、梅干しや漬け物、塩飴などで塩分補給をすることを忘れずに。就寝前のコップ一杯の水もおすすめです。
なお、高齢者は暑さや渇きに対する感受性が衰えているため、また、小さな子供は体温調整機能が十分発達していないため、熱中症にかかる危険性が高いといわれます。周囲にいる方の注意をお願いしたいところです。
 

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