避難をめぐる情報とは【2015-07-19更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
避難をめぐる情報とは
ページ作成日:2015-07-19
思いがけない大雨となった、昨日から今日にかけての天気。鴨川、桂川、木津川とも、ギリギリのところで決壊は避けられましたが、自然の猛威を改めて意識させられました。
さて、テレビやラジオ、インターネットでは「避難準備情報」「避難勧告」などの情報が幾度も流れました。この機会に、どんな用語があるのかをご紹介しておきましょう。
避難に関して自治体が出す情報には「避難準備情報」「避難勧告」「避難指示」の3種類があります。このうち、最も強制力が弱いのは「避難準備情報」。「避難勧告」や「避難指示」の発令が予想される時、高齢者など避難に時間がかかる人に早めの行動を呼びかけます。
より強制力が強い「避難勧告」は、災害による被害が予想され、人的被害が発生する可能性が高まった場合に発令されるもの。指定された避難所などへの避難を「勧める」ものですが、強制ではありません。
一方、最も切迫度が高く、強制力が強いのが、「避難指示」です。こちらは、「避難勧告」よりも状況が悪化し、人的被害の可能性が非常に高まったか、あるいはすでに被害が出た場合に発令されます(ただし、罰則規定はありません)。「避難指示」が出されたら、原則としてすぐに避難と理解してよいでしょう。
とはいえ、「避難指示」が出ている場合でも、深夜、濁流の中を歩いて避難するなどの行動は、かえって危険なこともあります。自治体からの情報を踏まえつつ、自分でも状況判断を行うこと、行政や近所の家々と常に連絡を取り合い、単独行動はできるだけ避けること、などを忘れないようにし、安全確保に努めたいものです。
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