土地価格はどう決まるか【2015-06-05更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

土地価格はどう決まるか

ページ作成日:2015-06-05

先日の公示地価を見ても分かるとおり、土地価格(単価)は地域によって大きく異なります。しかし、分譲地などを見ると、同じ住宅地の中でも単価が違うことが多いようです。これはなぜでしょうか。いい加減な理由で差があるのではないようです。
第1の理由は道路との関係です。評価が高いのは、南に建物がなく日当たりのよい南面道路(土地の南側に道路がある)の敷地。以下、東面道路、西面道路、北面道路の順とされます。2本以上の道路に面する角地だと、さらに単価は上がります。
第2の理由は、土地の形状や間口の大きさです。評価が高いのは、正方形や長方形の形状で、間口も十分にある敷地。その方が、建物が建てやすいからです。
第3は、前面道路の高低差や幅(幅員)。理想は、前面道路が広すぎず狭すぎず、敷地と平坦につながっている敷地です。ただ、高低差を利用して、掘込ガレージを造り付けにする住宅地もあるので、一概には言えません。
一方、近隣の住宅地同士で土地単価が大きく異なる場合は、用途地域の違いが影響している可能性があります。特に、第一種低層住宅専用地域のように建物の種類や建ぺい率・容積率の制限が厳しい地域は単価も高くなりがちです。逆に、商業地域や準工業地域などは、割安なケースが多いようです。
このように、土地価格はさまざまな条件を考慮して決定されます。これを逆にいえば、北面道路や変形敷地などの土地は、割安に得られる可能性があることになりますね。高額な住宅地では、そんな敷地を重点的に探してみるのも一案かもしれません。
 

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