住宅ローン金利が変わる背景とは ~固定金利と変動金利~【2025-02-01更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
住宅ローン金利が変わる背景とは ~固定金利と変動金利~
ページ作成日:2025-02-01
日銀の利上げに伴い、住宅ローンにも金利上昇の動きが出てきました。先日のニュースによれば、固定金利型ローンについて、大手銀行が引上げを発表したとのこと。今後の動向は分かりませんが、ここではローン金利が変動する背景を知っておきましょう。
ご存じのとおり、住宅ローンは大きく分けると変動金利型、固定金利型の2種類があります(固定型はさらに、全期間固定型と固定金利選択型に分かれます)。そして、その金利の基準はそれぞれ異なっています。
ニュースになった固定型ローンの場合、目安としているのは新発10年物国債(長期国債)の金利。長期国債金利が上がれば住宅ローン金利も上がり、逆の場合は下がるという関係です。日銀は長らく長期金利を低めに誘導してきたので固定型ローンの金利も低かったのですが、現在はその誘導策を縮小しつつあり、それに連動して長期国債の金利も上昇傾向にあります。これが、固定型ローンの金利が引き上げられた理由です。
では、利用者の多い変動金利型ローンの方はどうでしょうか? こちらが参考にしているのは、金融機関の短期プライムレート(優良企業向け短期融資金利)。その基準になるのが日銀の政策金利です。現状の変動型ローン金利に大きな変化はないようですが、報道されているとおり、日銀は政策金利の段階的な引き上げを進めています。そのため、近い将来には変動型ローンの金利も引上げになる可能性があります。
固定型であれ変動型であれ、金利の上昇は購入者の返済負担増に直結します。
今後の日銀の金利政策がどうなるか、注意する必要がありそうです。
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