団体信用生命保険の意味 ~もしもの時の安心~【2024-12-21更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
団体信用生命保険の意味 ~もしもの時の安心~
ページ作成日:2024-12-21
経験者の方はご存じのとおり、住宅ローンの利用時には、団体信用生命保険(団信)への加入が求められます。なぜ必要かといえば、それが貸し手はもちろん借り手にとっても、万一の際の安心感を高める役割を果たしているからです。
団信が通常の生命保険と違うのは、保険金の受取人が金融機関、すなわちローンの貸し手である点です。もしも住宅ローンの借り手が死亡したり高度障害となった場合でも、この制度があれば、金融機関は支払われる保険金でローンの残金を清算し、貸付金を無事回収できます。その意味で、団信はまず金融機関のための制度だといえるでしょう。
だからといって、団信は貸し手だけを守る制度ではありません。なぜなら、上記のような不幸な事態が発生しても、残った住宅ローンは保険金で完済され、ローン返済の苦労のないマイホームだけがご遺族に残されるからです。また、最近の団信は借り手のための保障を強化しており、三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)や失業特約が付帯できるタイプも出ています。保険料は増えますが、検討の余地はありそうです。
なお、団信の保険料は毎回の返済額に上乗せされるのが一般的です。毎年、必要な保険料を確認し、残高不足にならないように気を付けたいものです。また、健康上の理由などで団信に加入できない人は、住宅ローンの利用そのものが難しくなるのでご注意ください。
年内の「不動産アイ」はこれで終了し、新年は1月11日より掲載を再開いたします。皆さまには、一年間のご愛読に感謝するとともに、来る巳年のマイホームライフの充実をお祈りいたします。ありがとうございました。
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