ローン返済が難しくなったら ~最悪の事態を避けるために~【2024-10-05更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

ローン返済が難しくなったら ~最悪の事態を避けるために~

ページ作成日:2024-10-05


  内外経済の変調により、食料品や光熱費などの値上りも相次いでいます。また、日銀がゼロ金利政策を転換する中、住宅ローンについても金利引上げがあり得る状況となってきました。いずれも住宅ローンを返済中の家計にとっては大きな重荷となる要因。その結果として、ローン返済が難しくなったら、どんな対応が可能でしょうか。

 真っ先に行うべきことは、できるだけ早く、それも返済が滞る前に、融資先の金融機関に相談すること。例えば住宅金融支援機構の「フラット35」では、返済期間の変更や一定期間の返済額軽減の相談に応じてもらえますし、一部の金融機関でも同様の窓口を用意しています。専門家に事情を話し、解決への道筋を一緒に考えてもらいましょう。

 関係先に相談しても返済の見通しが立たない場合は、マイホームの処分(任意売却)も選択肢に含めましょう。せっかく手にしたわが家を失うことは大きな痛手ですが、一定の売却額が確保されれば、残る借金も小さくなります(ただし、売却資金で返せないローンの残額は、引き続き返済が必要です)。また、いったん売却したわが家を借りて住み続けるリースバック、死亡時の自宅売却を条件に融資を受けるシニア向けのリバースモーゲージなども、選択肢の一つ。ただし、取り扱っていない金融機関も多いので、ご注意を。

 最悪の選択肢は、成り行き任せで返済の遅延や滞納を繰り返すこと。そのまま放置していると、残ったローンの一括返済や自宅競売を求められかねません。また、カードローンなどを使った穴埋めは一時しのぎにしかならず、結局は今以上の借金に苦しむことになります。万一そうなった場合は、弁護士や司法書士に相談することをお勧めします。

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