台風の基礎知識 ~勢力・被害~【2024-08-24更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

台風の基礎知識 ~勢力・被害~

ページ作成日:2024-08-24


 強力な台風の襲来が相次ぐ今年ですが、来週には台風10号が日本列島に接近する模様。想定外の被害に合わないために、台風の基礎知識をご紹介しておきましょう。

 台風とは、熱帯の海上で発生した低気圧のうち、最大風速が毎秒17m以上のものを指します。その勢力を表すのが暴風圏の大きさと最大風速。具体的には、暴風圏(風速毎秒15m以上)が半径500km以上なら「大型(大きい)」、同800km以上なら「超大型(非常に大きい)」となり、最大風速は毎秒33m以上で「強い」、44m以上で「非常に強い」、54m以上で「猛烈な」と表され。ただし、発生当初は小さく弱い台風でも、日本列島に近づくにつれ急速に勢力を増す例は珍しくありません。特に今回の台風10号については、「非常に強い」勢力で列島を縦断する恐れがあるとして、気象庁は厳重な警戒を呼びかけています。

 次に台風による被害ですが、第一に挙げられるのが風害。一般に風速毎秒15m超で傘が差せなくなり、20m超では固定されていない看板・瓦などが飛散、30m超では走行中のトラックが横転するといいます。台風が近づいたら外出は避け、窓にはカーテンを引き、なるべくガラス窓から離れましょう。また、先日の台風7号では、強風で閉まったドアに指をはさまれ切断したという報道がありました。こちらも十分な注意が必要です。

 一方、水害で怖いのは、台風と雨を呼ぶ前線が連動して生まれる線状降水帯。強い雨が数時間から数日間、同じ地域に降り続き、河川の氾濫、堤防の決壊、山崩れなどの危険性が高まるほか、市街地でも道路の冠水や住宅の浸水などが発生します。台風情報に十分な注意を払うとともに、万一の避難情報発令に備え、準備を済ませておくことが大切です。

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