お墓について考える ~お盆のタイミングで相談しよう~【2024-08-03更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
お墓について考える ~お盆のタイミングで相談しよう~
ページ作成日:2024-08-03
8月に入り、花屋さんの店先にはお盆のおがらが並ぶようになりました。亡くなった方々をしのび、実家のお墓に参る予定の方も多いのではないでしょうか。
お墓はあの世に行った人々のいわば「住まい」ですが、その維持管理は、この世にいる私たちの役割です。先祖代々のお墓がある家庭であれば、時々のお墓の清掃、菩提寺への檀家料、さらにお供養の手配やお布施など、さまざまな手続きとお金が必要です。たいていのお宅では、世帯主やその配偶者が責任者となっているようですが、当事者以外は誰も知らないようだと、その方が亡くなった後、皆がたちまち困ることになります。
お墓はあるけれど、それを守る人がいない(いなくなるだろう)、あるいは遠すぎて管理が行き届かないという場合、別の対応策を考える必要があります。最近よく話題になる「墓じまい」は、その一つ。現在のお墓を閉じ、遺骨などは永代供養をしてもらえる別のお墓に改葬するやり方です。ただし、菩提寺やゆかりの親戚縁者の了解を得てから取り掛からないと、思わずトラブルに発展することも。古いお墓の処分費、新たな墓地の購入費、旧菩提寺への離檀料(お寺によります)などの資金の準備、役所での手続き(改葬許可証)も欠かせません。関係者と交渉を重ね、話をまとめる元気と根気も必要です。
親兄弟や親族が集まるお盆は、こうした点を話し合ういい機会でもあります。将来のお墓の管理は誰がするのか、お金の分担はどうするのかなど、細かいけれども大事なことをきちんと決めておくのは、亡くなった方々に対するもう一つの供養でもあります。
言い出しにくい部分はあるでしょうが、少しずつでも話を進めておきたいものですね。
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