2024年の京都の路線価 ~今後も上昇が続きそうな不動産市況~【2024-07-21更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

2024年の京都の路線価 ~今後も上昇が続きそうな不動産市況~

ページ作成日:2024-07-21


  この7月1日、2024年分の路線価が国税庁から公表されました。これは、主要道路に面した標準宅地約32万地点余りについて、今年1月1日時点の1平方m当たり価格を算定したもので、相続税や贈与税の課税基準となっています。なお、個々の路線価は、贈与税・相続税の急上昇を避ける意味もあり、国交省発表の公示地価の8割がメドとなっています。

 今年の全国の平均路線価は、対前年比プラス2.3%(昨年はプラス1.5%)と3年連続で上昇。上昇率は今の算定方式になった2010年以降で最大となりました。都道府県別では前年比プラス5.8%を記録した福岡県、同じく5.6%の沖縄県をはじめ、29都道府県が上昇。一方、今年1月に大きな地震被害を受けた石川・富山・新潟3県では、被災地域ごとに調整率を定め路線価を引き下げる措置が取られています。

 近畿2府4県の平均路線価はプラス1.8%(昨年はプラス0.7%)と2年連続でプラスを記録。大阪府の3.1%、京都府の2.4%、兵庫県の1.2%が突出しているほか、昨年横ばいだった滋賀県も0.2%のプラスに転じました。

 京都市内では、7税務署(上京・中京・下京・左京・右京・東山・伏見)すべてで6%以上の上昇率を記録。最高路線価の上昇率では、東山区の12.9%がトップとなり、右京区の9.8%がそれに次いでいます。また、市内の最高路線価地点は33年連続で京都市下京区四条通寺町東入ルで、1平方m当たりの価格は752万円(昨年は697万円)でした。

 京都市内の好調な不動産市況の背景には、アフターコロナ後の観光・居住需要の急速な回復があります。上昇気運にある日本経済を追い風に、地価の上昇は今後も続きそうです。

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