避難情報について ~レベル1から5の意味を知る~【2024-06-30更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
避難情報について ~レベル1から5の意味を知る~
ページ作成日:2024-06-30
遅い梅雨入りから一転して連日の豪雨が続く今年、京都でも災害の危険性が増しています。こうした中で大切なことは、状況に応じた適切な避難行動。その手がかりとなるのが、国・気象庁・地方自治体などから発令される避難情報です。
現在の避難情報は、「情報に注意」を意味するレベル1から「災害の発生または切迫」を意味するレベル5までの5段階があります。特に注意が必要なのは、避難行動に時間がかかる人(例えば高齢者や障害のある人など)に避難を促す「レベル3」(高齢者避難)と、危険な場所からの全員避難を意味するレベル4(避難指示)。中でもレベル4の警報は、災害のおそれがきわめて強い場合に発表されるので、全員避難が原則と覚えておきましょう。
では、警戒レベル5の意味は? これは「緊急安全確保」とも呼ばれ、自分と周囲の生命を守るために、「その場でできる」最善の安全策を取るようにとの意味。例えばマンションの低層階にいる人は高層階へ、戸建住宅なら崖などから遠い位置にある2階の部屋へ移る、などが考えられます。逆に、この状況で避難所へ移動するなどは、洪水に流されるなどのリスクを高める恐れがあります。あくまで「その場でできる」ことを優先してください。
なお、誤解されがちですが、日本には「避難命令」という公式用語はありません。「避難指示ならまだ大丈夫。避難命令が出たら避難しよう」などという判断は、大きな危険を呼ぶ恐れがあるので、絶対に避けてください。また、避難に関する情報は、公式発表を待つ必要はありません。局地的な大雨や洪水が迫っていると自分が感じた時や、放送・ネットなどで周辺にレベル3以上の情報が出された時は、すぐに適切な行動をとってください。
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