落雷から身を守るために ~ゴロゴロ音がしたら~【2024-06-16更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

落雷から身を守るために ~ゴロゴロ音がしたら~

ページ作成日:2024-06-16


 梅雨入り前とは思えない猛暑が続く昨今ですが、こういう時には急激に成長した積乱雲が雷雲となり、突然の落雷につながることがあります。そのエネルギーは電圧約1億ボルト、電流は約1,000~30万アンペア以上。直撃されればひとたまりもありません。

 雷が落ちやすいのは、周囲より高い所だといわれます。立木や鉄塔などが思い浮かびますが、周囲が開けた何もない場所では、立っている人間も落雷を受けやすくなります。ゴルフ場や運動場、開けた公園、海辺や山頂付近などは、特に注意が必要です。

 恐ろしいのは直撃雷だけではありません。中でも怖いのは、樹木などに落ちた雷が近くの人に飛び移る側撃雷。雷雨の最中に木の下で雨宿りをするのは、実は大変危険なのです。 では、野外で雷に合ったらどうすべきでしょうか。まず覚えておきたいのは、ゴロゴロという雷鳴が聞こえたら、すぐに避難すること。雷雲のスピードは想像以上に速いので、まだ大丈夫などと思わずに、建物の中に逃げ込むことです。

 屋根のある自動車の中も安全です。これは万一落雷しても、電流が車の外側から地面に流れてしまうため。雷鳴に驚いて車を出てしまうと、危険はむしろ高まります。
 万一、周囲に何もないゴルフ場などで雷に遭遇したら、とにかく姿勢を低くします。その際、木や電柱などからは4m以上離れること。これは側撃雷の危険を抑えるためです。

 なお、気象庁では雷や竜巻、強い雨などの発生を予測する短時間予報「ナウキャスト」を運用・提供しています。気象庁のホームページや民間の天気予報アプリなどでも見られるので、お出かけの際にはチェックしておきたいものです。

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