早めの熱中症対策を ~春や室内でも要注意~【2024-04-28更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
早めの熱中症対策を ~春や室内でも要注意~
ページ作成日:2024-04-28
いよいよ大型連休のスタートですが、今年は暑さへの警戒が必要なようです。気象台によれば、連休中の最高気温は25℃以上になる見通し。まだ夏日のレベルですが、身体が暑さに慣れていないこの時期では、熱中症になる恐れは十分。早めの対策注意が必要です。
熱中症とは「高温多湿の環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能がうまく働かず、体温が著しく上昇するなどして発症する障害の総称」。危険は真夏の屋外だけではなく、春や秋でも、また室内でも、条件がそろえば発症します。めまい、頭痛、こむらがえり、嘔吐、倦怠感、大量の発汗などを経て、最悪の場合は死に至ります。
総務省消防庁の統計によれば、2023年5~9月の熱中症による全国の救急搬送者は9万1,000人余り。亡くなった方も100人以上に及びます。注意したいのは、5月の時点で3,600件以上の搬送数が記録されていること。これは搬送総数のほぼ4%に当たります。
熱中症対策の基本は、高温多湿な場所を避けること。直射日光の下での屋外作業はできるだけ休み、屋内にいる場合は早いようでもクーラーや扇風機を使いましょう。ちなみに、先ほどの救急搬送者のデータでは、約40%が住居内からの搬送でした。
もう一つ大切な対策がこまめな水分補給です。特に高齢の方は気温の変化に気づかないことも多いので、室内に見えやすい温度計を置く、のどが渇いていなくても小まめに水分を取る、などの習慣を心がけたいもの。日中に加え、就寝前・起床後にコップ一杯の水を飲むと、さらに効果的です。
なお、水だけを大量に飲むと、血液バランスが崩れることがあります。水と一緒に梅干しや塩飴などで、塩分・ミネラルを補給することもお忘れなく。