中古住宅のチェックポイント(上) ~屋根・基礎・外壁~【2024-03-30更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

中古住宅のチェックポイント(上) ~屋根・基礎・外壁~

ページ作成日:2024-03-30


 価格や立地面でメリットのある中古一戸建て住宅が、根強い人気を集めています。暮らしを営む場所として、家族の大切な資産として、信頼に応えてくれる中古住宅に出会うために、主なチェックポイントをまとめてみました。

 まずは、建物の外観チェックから始めましょう。モルタル塗りの一戸建ての場合、外壁や窓回りのクラック(ひび割れ)はある程度、避けられません。しかし、外壁全体を貫く大きなクラックや多数のクラックは要注意。すき間から雨水が浸入し、構造壁にも傷みが出ている恐れがあるからです。外壁を貫通する配管の接続部分も同様です。

 次に見たいのは基礎回り。基礎部分の亀裂はもちろん、建物やポーチと基礎とのつなぎ目にズレや亀裂がある家は要注意。地面の下で不同沈下が進んでいる恐れがあります。

 外壁・基礎と並んで重要な屋根は、目が届きにくい箇所ですが、下から双眼鏡などで見るだけでもかなりのことが分かります。特に、屋根材(瓦・シングル・金属板など)のはがれや割れ、ズレ、汚れは注意信号の一つ。また、棟(屋根の一番高い部分)のデコボコは、屋根を支える部材のいたみや不同沈下の恐れがあります。

 こうした部分部分のチェックとともに、大切にしたいのがその住宅の第一印象です。最初に見た時の違和感のあるなしは、意外に当たっていることが多いそうです。

 なお、外観チェックで見つけた問題点の中には、簡単な工事で補えるものが多くあります。仲介会社などに見積もりを出してもらった上で、費用分担や工事期間について売り主と交渉するのも、中古住宅を選ぶ醍醐味といえるかもしれません。

 

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