シェアリングサービスを考える ~必要な時だけ借りる便利さとリスク~【2024-03-16更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
シェアリングサービスを考える ~必要な時だけ借りる便利さとリスク~
ページ作成日:2024-03-16
経済がデフレからインフレに転換しつつある今、各種のシェアリング(シェアリングエコノミー)を利用する人が増えているようです。これは個人が所有するモノやノウハウを他人に貸したり、共有して使うサービスのこと。レンタルビジネスと違うのは、貸し手の大半が、企業やプロではない普通の個人(アマチュア)である点です。
シェアリングの草分けといわれるのが、個人所有の空き家・空き部屋を他人に貸し出すエアビーアンドビー(Air bnb)。インターネットを利用することで、世界中に広まりました。Air bnbを含む「民泊」サービスは、日本でも広がっています。
日本に定着したシェアリングとしては、自動車、駐車場、住まい、オフィス、家具、服などがあります。また、家事・買い物・ペットの世話・家具の組立てなどの代行サービス分野でも、広がりを見せている様子。さらに視点を広げれば、いらなくなった本・服・雑貨などを欲しい人に売るフリーマーケットも、一種のシェアリングといえそうです。
シェアリングが注目される背景には、個人の収入がなかなか増えない中、生活者の間で持つことに伴うコストや、既存のサービスコストを見直そうという機運が高まっていることがあります。何かをずっと「持つ」よりも、必要な時だけ「借りる」、あるいは「買って・使って・売る」という割切りは、若い世代に限らず多くの人々の間で広がっています。
今や当たり前のように広がりつつあるシェアリングですが、プロではない普通の人同士のやり取りが大半なだけに、内容の不備・不足などのトラブルがあり得るのも事実。想定外のリスクがあり得ることを意識しながら、上手に利用したいものです。
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