ライフサイクルとマイホーム計画 ~年代でも変わる返済計画~【2024-02-24更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

ライフサイクルとマイホーム計画 ~年代でも変わる返済計画~

ページ作成日:2024-02-24


 日本の暮らしでは、2月・3月は新年度に向けた準備期間。「そろそろマイホームを」と思っている方は、ライフサイクルの検討からスタートしてはいかがでしょう。
 ライフサイクルとは、就職・結婚・子育て・退職…と続く人生のサイクルのこと。「子供の成長=教育費の増加」「自分たちの退職=収入の減少」など、その変化は家計の変動に直結し、人生最大の出費であるマイホーム計画の成否をも左右するのです。

 例えば、教育費や老後費用の心配が少ない20代でマイホームを購入するなら、返済期間を長めに取り、毎月の返済金額を抑える選択があり得ます。返済総額は増えるものの、20~30年後には返済が終わり、退職後の人生設計を考える余裕も生まれるでしょう。

 また、子育て世代の場合は、将来の教育費を考慮したマイホーム計画が不可欠。例えば、長男・長女が幼稚園に入る時期に住宅を購入し、借入額の80%程度を返済額の変わらない完全固定型ローンで、残り20%程度を期間10年の変動金利型ローンで組む方法があります。この場合、長男・長女が高校を受験する約10年後には、変動金利分の返済もほぼ完済。安定した返済を続けながら、完済分を急増する教育費に回すことも可能になります。

 一方、40代以後のマイホーム計画では、老後の準備のためにも安定した返済計画が重要です。そこで、完全固定型の「フラット35」などを柱にすれば、月々の返済は多少増えても、金利上昇リスクを抑えることが可能。日銀のゼロ金利政策が解除され、ローン金利が上がっても、影響は軽微で済むでしょう。現在の年齢や世帯収入、金利情勢にライフサイクルの発想を加えたマイホーム計画を考えることで、ゆとりある人生を楽しみたいものです。

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