返済中のリスクを軽減する団信 ~住宅ローン融資条件にも~【2023-12-23更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

返済中のリスクを軽減する団信 ~住宅ローン融資条件にも~

ページ作成日:2023-12-23


 住宅ローンの利用時には、団体信用生命保険(団信)への加入が一般的です。というのも、団信の存在が貸し手・借り手双方のリスクを抑え、安心感を高めているからです。
 団信が通常の生命保険と違うのは、保険金の受取人が貸し手=金融機関だという点です。万一、住宅ローンを返済中の人が死亡したり高度障害となった場合、通常なら金融機関は貸し付けたローンの回収を心配しなければなりません。しかし、団信があれば、金融機関は受取った保険金でローンの残金を清算し、貸付金を無事回収できるわけです。
 借り手=返済側にとっても、団信には大きなメリットがあります。なぜなら、上記のような不幸な事態が発生しても、残った住宅ローンは団信で完済されるからです。ご遺族の手元には負債のないマイホームが残され、それ以後の返済の苦労も必要ありません。

 また、最近の団信には、三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)などの病気や失業に備える特約が付帯できるものもあります。保険料は増えますが、検討の余地はありそうです。

 なお、現在の住宅ローンの大半は、団信加入が融資条件の一つ。逆にいえば、健康上の理由などで団信に加入できない人は、住宅ローンの利用そのものが難しくなるということになります。また、団信保険料は毎回の返済額に上乗せされるのが一般的。毎年、必要な保険料を確認し、残高不足にならないように気をつけましょう。

 年内の「不動産アイ」はこれで終了です。
 読者の皆さまには、一年間のご愛読に感謝するとともに、来る辰年こそ素晴しいマイホームを実現されるようお祈りいたします。ありがとうございました。

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