冬の火災に注意(上) ~放火とたばこ~【2023-12-02更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

冬の火災に注意(上) ~放火とたばこ~

ページ作成日:2023-12-02



 冬は火災の多い季節です。2020年の京都市の火災統計を見ると、12月~1月の火災件数は全体の約24%。3・4月も含めると100件と、全体のほぼ半数に上ります。その主な原因は「放火」「たばこ」「こんろ(調理器具)」「暖房器具」。それぞれについて、注意点をまとめてみました。

○放火
 放火の怖さは、ささいな悪意が大きな災いを呼ぶ点です。残念ながら人の世から悪意を一掃することはできません。とすれば、次のような予防対策がカギになります。
・家の周りに燃えやすいモノを置かない(収集前のゴミ・古新聞などは特に注意)
・物置・空き家・ガレージなどは施錠し、可能であれば火災報知器を設置する
・屋外に夜間用の照明を設ける(侵入者を感知して点灯するセンサーライトなどが有効)
・車・バイク・自転車などのカバーは、防炎製品を使う
 2020年の統計によれば、放火(疑い含む)が前年比10件以上増加しているとのこと。新型コロナこそ一段落したものの、値上りが相次ぐ世相なども背景にあるのかもしれません。お互いに注意したいものです。

○たばこ
 たばこの火は700~800℃もの高温となる上、消えにくい性質があります。消火を確認しないままの吸殻をゴミ箱に捨てたり、たばこを吸いながら寝入ってしまうと、時間をかけてくすぶり、気づいた時には火災になってしまうのです。たばこを吸うのであれば、吸殻には水をかけて消火を確認する、寝たばこは絶対にしない、という原則を徹底しましょう。

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