「防災の日」に家庭内備蓄の点検を(中) ~薬・手袋・電源~【2023-09-09更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

「防災の日」に家庭内備蓄の点検を(中) ~薬・手袋・電源~

ページ作成日:2023-09-09



 災害時の備えは水・食料・簡易トイレに留まりません。
 例えば持病のある人や高齢者なら常備薬、女性であれば生理用品、乳幼児のいる家庭では粉ミルク、紙おむつ、ウェットティッシュなどのストックが欠かせません。必要な備蓄品をリストアップし、普段から少し多めに準備しておけば、いざという時にも心強いでしょう。

 また、混乱した被災現場で安全かつ速やかに行動するには、予備の履物・手袋が欠かせません。取り出しやすい場所に防水衣料と一緒に用意しておけば、地震や暴風雨でガラス・金属・コンクリート片などが散乱している現場でも落ち着いて行動できます。

 さらに忘れてならないのが、ラジオ・パソコン・スマートフォンといった情報機器とその電源(バッテリー)です。とりわけ大規模災害の際は、長期間の停電が避けられませんから、フル充電した大容量充電器のほか、乾電池式・手回し式など複数の充電器を用意しておくことをお勧めします。自家用車のある家庭なら、使っているスマホに対応したシガーソケット接続式の充電器を用意しておくと心強いでしょう。

 一方、意外な盲点となるのが、メガネや入れ歯といった小さな生活備品。費用面が心配なら、以前使っていたものを非常用に用意しておけば、とりあえず役立ちます。なお、一定の衛生環境が欠かせないコンタクトレンズは、災害時は避けた方が無難です。

 なお、過去の災害では、何にでも仕える身近な素材が重宝されました。大型のごみ袋・ビニール袋、食品ラップ、ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、古新聞の束のほか、着火用のライター、ガムテープなども余分に用意しておくと、いざというときに安心です。

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