ローン返済が難しくなったら ~金融機関への相談や任意売却~【2023-05-27更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
ローン返済が難しくなったら ~金融機関への相談や任意売却~
ページ作成日:2023-05-27
世界経済が変調を来す中、食料品や光熱費などの値上りが相次いでいます。こうした負担増は、住宅ローンを利用中の人にとって特に重荷となりがちです。もしも家計が苦しくなり、ローン返済が難しくなった場合、どんな対応が考えられるでしょうか。
最善の選択肢は、返済が滞る前に融資先の金融機関に相談すること。
例えば住宅金融支援機構の「フラット35」では、返済期間の変更や一定期間の返済額軽減の相談に応じてもらえますし、一部の金融機関も同様の窓口を用意しているようです。一人で焦るよりも、金融の専門家に話を聞いてもらう方が、解決への道筋も見えてくるはずです。
関係先に相談しても返済の見通しが立たない場合は、マイホームの処分(任意売却)も選択肢に含めましょう。
せっかく手にしたわが家を失うことは大きな痛手ですが、一定の売却額が確保されれば、残る借金も小さくなります(ただし、売却資金で返せないローンの残額は、引き続き返済が必要です)。また、いったん売却したわが家を借りて住み続けるリースバック、死亡時の自宅売却を条件に融資を受けるシニア向けのリバースモーゲージなども、選択肢の一つ。ただし、これらを取り扱う金融機関は限られているので、事前に情報をしっかり集めておくことが大切です。
最悪の選択肢は、成り行き任せで返済の遅延や滞納を繰り返すこと。続けていると、残ったローンの一括返済や自宅競売を求められかねません。また、カードローンなどを使った穴埋めは一時しのぎにしかならず、結局は今以上の借金に苦しむことになります。万一そうなった場合は、弁護士や司法書士に相談する方がよいかもしれません。給することもお忘れなく。
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