繰上返済を考える【2023-03-11更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

繰上返済を考える

ページ作成日:2023-03-11

 この1月から固定型の住宅ローン金利が引き上げられました。
変動金利型の金利は依然低水準が続いていますが、将来の金利上昇に備える必要性は高まっているようです。対策の一つが「繰上返済」。元金の一部を先に返済、すれば、経済的なメリットが生まれます。

 住宅ローンの利息は大雑把に「元金×金利」で計算され、元金が多いほど、また金利が高いほど、利息は増大します。逆にいえば、繰上返済によって元金を減らしておけば、支払利息は減少し、毎回の経済的負担も軽減できることになります。

 繰上返済にはいくつか押えておくべきポイントがあります。例えば複数のローンを利用している場合は高金利のものから、ボーナス払いがあるものとないものを併用しているときは「ある」方から優先的に返済するのが原則。手続きごとに一定の手数料がかかるため、1回の返済額は100万円以上が目安といわれます。

 また、繰上返済には、毎回返済額を軽減し返済期間を据え置く「返済額軽減型」と、返済額を据え置いて期間を短縮する「期間短縮型」とがあります。後者には利息総額を抑える効果もあるので、家計の状況を見ながら選択するようにしたいですね。
 なお、一般的な元利均等返済型住宅ローンの場合、繰上返済は当初5~10年間がねらい目といわれます。というのも、この時期の返済は大半が利払いに充てられ、元金がほとんど減らないため。そこで繰上返済を行えば、直接元金を減らす効果があります。
 ただし、いかに繰上効果が大きくても、手元資金のすべてを充てるのはあまりにも危険。家族の大病やリストラなどのアクシデントがあれば、家計はひとたまりもありません。ボーナスや臨時収入など、資金のゆとりがあるときに限定した方が安全といえそうです。

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