ヒートショックに注意【2022-10-29更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

ヒートショックに注意

ページ作成日:2022-10-29

立冬を目前に控え、朝夕の気温がぐっと低くなりました。そろそろ「ヒートショック」への注意が必要です。予防のためのポイントをいくつかご紹介しましょう。

 ヒートショックとは、室温の急変がもたらす身体の異状のこと。ヒトの血管は寒くなると縮み、温かくなると緩む性質がありますが、それは血圧の変化に直結します(縮めば上昇、緩めば下降)。急激な室温の変化が血圧の急上昇・急下降をもたらすと、脳出血・脳梗塞・心筋梗塞・不整脈などの問題が引き起こされるわけです。

 ひと昔前、「ヒートショック」が多かったのは冬のトイレでした。温かい部屋から寒いトイレに入り、さらにいきんだことで、血圧が急上昇した結果、脳卒中などを起こしたといわれます。特に、高血圧や動脈硬化を抱えた高齢者が倒れる事例が多かったようです。

 今の住宅で、ヒートショックの危険性が高いのがお風呂です。冷えた脱衣所で裸になり、熱い浴槽に入る。温かな浴室から寒い脱衣所に出る。こうしたことが血圧の急変を呼び、失神や脳出血の発作などにつながります。浴槽内で気を失って頭を打った・溺れた、脱衣所内で脳卒中を起こしたが、深夜だったので手当が遅れた、などの報告が跡を絶ちません。

 怖いヒートショックを避ける基本は、室温の急激な変化を抑えること。例えば、脱衣所やトイレに小さなヒーターを入れる、入浴の少し前にシャワーなどで浴室を暖めておく、夜間にトイレに立つときはカーディガンなどを一枚羽織る。これだけの工夫でもヒートショックの予防に役立ちます。寒い季節はこれからが本番。身体への優しい思いやりを忘れずに、健やかな日々をお過ごしください。

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