2022年の京都の路線価【2022-07-16更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
2022年の京都の路線価
ページ作成日:2022-07-16
7月1日、2022年分の路線価が国税庁から公表されました。
これは、主要道路に面した標準宅地約32万地点余りについて、今年1月1日時点の1平方mあたり価格を算定したもの。相続税や贈与税の基準となる重要な指標です。なお、路線価の水準は、国交省による公示地価の8割がメドとなっています。これは、贈与税・相続税の大幅な上昇が、納税者の負担増に直結するのを防ぐための措置です。
今年の全国の平均路線価は、対前年比プラス0.5%(昨年はマイナス0.5%)と再び反転。昨年は全国47都道府県のうち上昇7・下落39という厳しい状況でしたが、今年は20都道府県が上昇し、下落は27県と大きく変化しました。
また、近畿2府4県の平均路線価はマイナス0.2%(昨年は同0.9%)でしたが、大阪府・京都府はプラスに転換。中でも京都府は、昨年のマイナス0.6%からプラス0.2%へと近畿圏最大の伸び率を記録し、アフターコロナの観光需要復活への期待をうかがわせる結果となりました。
京都市内では、7税務署のうち5署(上京・中京・下京・左京・右京)管内で、最高路線価が前年より上昇しました。また、府内の最高路線価地点は、京都市下京区四条通寺町東入ルの1平方m当たり673万円(前年比プラス3.1%)。最高記録は31年連続です。
市内での路線価反転の背景には、富裕層を中心とするマンション需要の高まりがありそうです。一方、観光需要への依存度が高い東山・伏見税務署管内では、路線価は横ばいのまま。新型コロナ感染が再び広がり始めた現在だけに、今後の推移が気になります。
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