熱中症に注意を【2022-06-04更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

熱中症に注意を

ページ作成日:2022-06-04

梅雨に入る前から、日本各地で真夏並みの気温上昇が続いています。先日の大阪では、体育大会参加中の生徒たち数十人が熱中症に倒れ、一人が重症とのこと。改めて熱中症の怖さを感じます。

　熱中症とは「高温多湿の環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能がうまく働かず、体温が著しく上昇するなどして発症する障害の総称」。めまい、頭痛、こむらがえり、嘔吐、倦怠感、大量の発汗などの症状を経て、最悪の場合は死に至ります。

　総務省の発表によれば、2021年５月から９月の熱中症による救急搬送者は全国で４万8,000人近く。うち80人の方が亡くなっておられます。また、熱さがことのほか厳しかった2018年には、９万5,000人以上が搬送され、160人の死亡が確認されています。
　熱中症対策の基本は、高温多湿な場所を避けること。直射日光が照り付ける屋外はもちろんですが、屋内にいる場合でもクーラーや扇風機を使わないのはきわめて危険です。ちなみに、先ほどの救急搬送者のデータでは、約40％が住居内から搬送されていました。

　もう一つ大切な対策がこまめな水分補給です。特に高齢の方は体の水分不足に気づかないことも多いので、のどが渇いている・いないに関わらず、水やスポーツドリンクをちょくちょくとる習慣を心がけましょう。日中に加え、就寝前・起床後にコップ一杯の水を取ると、さらに効果的です。なお、水だけを大量に飲むと、血液バランスが崩れることがあります。水と一緒に梅干しや塩飴などで、塩分・ミネラルを補給することもお忘れなく。