土地をめぐる4つの価格【2022-04-09更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

土地をめぐる4つの価格

ページ作成日:2022-04-09

前回、京都の公示地価についてご紹介しましたが、実際の価格(時価)とどう違うのか、不思議に思った方もいるでしょう。実は、土地については4つの異なる価格が共存しているのです。前回の続編を兼ねて、4つの地価の違いを簡単にご紹介します。

○時価(実勢価格)
市場で実際に取り引きされる土地の価格。不動産市況はもちろん、経済情勢によっても大きく左右されます。普通に地価という時は、大体この実勢価格を指します。

○公示価格(公示地価)・基準地価
前回ご紹介した公示地価は、国土交通省が公示する標準地の1月1日時点の地価を、その年の3月下旬に発表するもの。一般に実勢価格の80~90%程度といわれます。その都道府県版ともいえるのが基準地価で、こちらは調査時点が7月1日、発表は9月下旬です。

○相続税評価額(路線価)
国税庁が、相続税や贈与税の基準としている地価です。対象の土地が面する道路(路線)沿いの地価とその距離に基づき、課税標準額が算出されます。一般に実勢価格の60~80%程度といわれますが、立地によってかなりバラつきがあるので注意が必要です。

○固定資産税評価額
その名のとおり、市町村の固定資産税や都市計画税、不動産取得税などの基準になる地価で、3年ごとに評価替えが行われます。土地・建物それぞれに評価されますが、土地については実勢価格の70%程度が目安といわれます。

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