梅雨後半の安全対策(上)【2021-06-19更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

梅雨後半の安全対策(上)

ページ作成日:2021-06-19

 5月半ばから始まった京都の梅雨も、折り返し点を過ぎたようです。梅雨の後半から末期にかけては、強風・豪雨・落雷などの被害が出やすくなります。そこで、こうした災害への備えを2回にわけてまとめてみました。今回は強風、特に竜巻への備えです。
 「竜巻」と聞くと、多くの人は米国のニュースやドラマに登場する巨大竜巻を連想するのではないでしょうか。しかし、近年は、日本国内でも竜巻の報告が増えています。ちなみに、気象庁が今年発表した「竜巻注意情報」はすでに300通以上に上ります。
 市街地で竜巻が発生すると、猛烈な風が建物の倒壊、屋根瓦の飛散、電柱・樹木の倒壊などを引き起こします。また、大小無数の飛来物がもたらす建物・ガラス・車などの損傷、人命への脅威も見逃せません。ちなみに竜巻の被害はしばしば局所的で、道路を隔てた片側は大きく破壊されているのに、反対側はまったく無傷ということも珍しくありません。
 竜巻の被害から身を守るには、まず、その予兆を知ることです。気象庁から出される「竜巻注意情報」はもちろんのこと、空が急に真っ暗になる、大粒の雨が降り出す、雷が鳴り出すなどの異変は、竜巻を生む積乱雲の接近によるもの。屋外であればすぐ、仮設ではない頑丈な構造物の物陰へ。また、自宅や会社にいる場合は、窓のない部屋に移るか、窓がある場合は雨戸やカーテンを閉め、付近に近づかないようにして身をかがめます。
 なお、不用意に外に置いてあった鉢植えや洗濯物、自転車などが、近隣の家々や人に被害を及ぼすこともあり得ます。竜巻注意情報を聞いたら、屋外にあるものは取り込み、動かせないものは針金などで固定することも、竜巻被害を食い止める心得の一つです。

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