住まいのカビ対策【2021-05-15更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
住まいのカビ対策
ページ作成日:2021-05-15
雨の季節が迫ると、気になるのが住まいのカビです。ホームセンターの店頭には、カビ取り用の薬剤や器具が並んでいます。対策を少し考えてみましょう。
カビが増える条件は、温度・湿度・栄養分の3つ。梅雨時にカビが広がるのも、温度・湿度が一気に高くなるため。気温はお天気次第ですが、他は対策がありそうです。
まず、屋内の湿度を下げる方法を考えてみます。すぐ思い浮かぶのは、除湿器や除湿剤、あるいはエアコンの除湿運転などですが、それよりも簡単で有効なのが毎日の換気。たとえジメジメした雨の日でも、窓を締め切ってしまうより十分な外気を室内に循環させた方が湿度は下がるようです。効率よい換気のポイントは、家の中に風が流れる状態を保つこと。居室であれば、空気の入口と出口を別々に(できれば部屋の両端に)確保し、浴室・押入・シューズボックスのように風が流れにくい場所では、換気扇や扇風機などで風を送ります。新型コロナの感染防止も兼ねて、複数回の換気ができればベストでしょう。
次は、カビの栄養分となるホコリなどを減らすこと。掃除機やクリーナーをかけるのはもちろんですが、室内・押入・クローゼットの中を整理すると、ホコリがたまりにくくなり、空気の流れもスムーズになります。家具と壁の間に十分なすき間を確保したり、押入れの壁や床にスノコを使うのも同様の工夫です。
なお、留守がちのご家庭や密集地の住宅で窓を開けっ放しにすることは、プライバシーや防犯面で不安があります。そんな場合は、家族がいる朝夕だけでも換気を心がけたいもの。窓を開いたままで固定できる補助錠などを利用するのも一案です。
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