ローン借入額の目安【2021-03-20更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
ローン借入額の目安
ページ作成日:2021-03-20
マイホームを購入するということは、住宅ローンの返済を背負うことでもあります。そこで問題になるのが、家庭の年収と返済額とのバランス。それは借入れ可能な住宅ローン額の上限、さらには購入可能な住宅の価格に直結します。
賃貸住宅に住んでいる場合、「ローン返済額が家賃と同程度かどうか」が一つの目安になります。とはいえ、マイホームにかかるお金はローンの返済額だけではありません。実際には固定資産税がかかりますし、天災の被害があれば修繕費も必要です。マンションであれば、月々の管理費・修繕積立金も支払い続けなければいけません。
変動型住宅ローンを利用する場合は、さらに注意が必要です。確かに現在の金利は超低水準ですが、今後、ローン金利が上ることがあれば、それは返済額の増額に直結します。金利が変動する限り、今の「家賃並み」が将来「家賃以上」になるリスクは避けられません。
その上でローン借入額の上限を考えるなら、「返済負担率を年収の4分の1以内に抑える」ことが一つの目安です。例えば年収400万円の家族であれば、年間返済額の目安は100万円。この範囲内に収まるよう、住宅ローンの借入額を調整しようということです。
経験的にも、年収の4分の1を超える返済額を背負っている家庭は、返済が滞るリスクが高いことが知られています。普段は何とか返済できている家族でも、夫(妻)が減収・失業・大病などのアクシデントに見舞われると、家計はたちまち危機に陥ってしまうのです。
「そんな融資額では、思ったような住宅が手に入らない」という方もいるでしょうが、ローンを払い切れずに途中でわが家を手放すのなら、結果は同じこと。自己資金を手厚くする、家庭の収入を増やすなどの工夫で、返済負担に負けない家計を実現したいものです。