冬の気温と加湿【2020-11-21更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

冬の気温と加湿

ページ作成日:2020-11-21

 気温の乱高下が目立つ今年の秋ですが、季節は確実に冬に向かっています。そこで気になるのが、カラカラに乾いた冬の空気。湿度の低下はのどや鼻の粘膜の防御力を下げる一方、空中に浮遊するウイルスを活性化させるからです。カゼやインフルエンザはもちろんのこと、新型コロナの感染再拡大にも一層の警戒が必要です。
 ウイルスだけではありません。乾燥した空気は身体が感じる気温(体感温度)を下げる性質も持っています。その割合は湿度10%あたり約1℃。例えば同じ室温16℃の部屋でも、湿度30%の部屋は50%の部屋より2℃ほど肌寒く感じられる計算になるわけです。いくら暖房をきかせても冷え冷えと感じる部屋は、湿度が足りない可能性があります。
 では、室内の湿度を高めるにはどうすればいいでしょうか。手っ取り早い方法は、市販の加湿器を使うこと。スチーム式(加熱式)・超音波式・気化式などさまざまなタイプがあり、デザインも豊富です。なお、水を使う製品なので、機種によっては小まめな手入れが必要なタイプも。ネットなどで事前に調べておくことをおすすめします。
 一方、加湿器を使わないやり方もあります。よく知られているのは、大きなやかんでお湯を沸かしっぱなしにしたり、湿らせたバスタオルを部屋に干したりする方法。入浴後のお風呂の湯をそのままにして、浴室の扉を開けっ放しにするのも効果があるそうです。
 なお、冬の加湿は大切ですが、窓ガラスや壁面に大量の結露が出るような状況では、カビやダニの大量発生を招きかねません。できれば湿度計を用意し、適切な湿度をコントロールするように注意したいものです。

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