それでも必要な自己資金【2020-09-26更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

それでも必要な自己資金

ページ作成日:2020-09-26

 低金利が続く上、100%住宅ローンも多い中、「自己資金って必要なの?」と感じる人も多いのではないでしょうか。実は、十分な自己資金にはメリットがいろいろあるのです。
 最大のメリットは、頭金が多ければ多いほどローンの融資額も返済額も少なくて済むこと。例えば2000万円の住宅を年利2%・30年返済の固定型ローン(月々返済のみ)100%で購入すると、毎月返済額は73,920円。しかし、400万円(20%)の頭金があれば、融資額は1600万円、毎月返済額も59,136円に軽減されます。差額は年間で177,408円、30年では532万円余りにもなります。当初の頭金以上のお金が軽減される計算ですね。
 また、万一返済に行き詰った場合も、頭金が多い方が安心です。一般に新築住宅の価値は購入後2~3年で当初の8割、10年で6割程度に目減りするといわれます。仮に購入後すぐわが家を売却した場合、自己資金ゼロではローンを清算できない恐れがありますが、一定の自己資金があれば完全清算も十分可能だということです。
 さらに、自己資金の有無が金利に影響する場合もあります。例えば、住宅金融支援機構の「フラット35」は100%融資を認めていますが、自己資金10%未満では金利が上乗せされてしまいます。民間金融機関でも同様の運用をしているところがあるので要注意です。
 自己資金の重要性は以上のとおりですが、かといって手元資金を全部充てるのは別の意味で危険。家計の基礎体力が落ちてしまい、病気やリストラなどの非常時に対応できません。一定の余力を残すには、両親や祖父母に援助を仰ぐ方法があります。また、自己資金がゼロでも、その後に繰り上げ返済を行えば、返済負担は下げられます。ご検討ください。

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