2020年の京都の路線価【2020-07-04更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

2020年の京都の路線価

ページ作成日:2020-07-04

 7月1日、2019年の路線価が国税庁から公表されました。これは、主要道路に面した標準宅地約32万地点余りについて、1月1日時点の1平方mあたり価格を算定したもの。相続税や贈与税の基準となる重要な指標です。なお、路線価の水準は、国交省による公示地価の8割がメドとなっています。これは、贈与税・相続税の大幅な上昇が、納税者の負担増に直結するのを防ぐためだといいます
 今年の全国の平均路線価は対前年比プラス1.6%(昨年は同1.3%)と、5年連続でプラスになりました。特に沖縄や東京・大阪など、この1月1日時点でインバウンドブームにわいていた地域で、高い上昇率となっています。古都・京都がある京都府の場合も、路線価の対前年比増減率はプラス3.1%を記録。この数値は昨年と同じで、6年連続の上昇となりました。
 京都市内では、全7税務署中5署(上京・中京・下京・左京・東山)管内で2ケタの上昇率を記録。特に東山区の南座周辺は、上昇率がプラス27.9%と府内最高となりました。また府内の最高路線価地点は、京都市下京区四条通寺町東入ル(四条河原町交差点付近)の1平方m当たり673万円。昨年の570万円から、さらに100万円を超える増額となっています。ちなみに同地点が府内最高地点となったのは、今年で29年連続だそうです。
 お気づきのように、今年の路線価には、その後の新型コロナウイルスによる景気後退が反映されていません。影響が明らかになるのは、今年9月20日発表予定の都道府県基準地価(価格は今年7月1日時点)でしょう。この秋の発表に注目したいところです。

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