ローン返済で困ったときは【2020-05-23更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

ローン返済で困ったときは

ページ作成日:2020-05-23

 新型コロナによる非常事態宣言はいったん解除されましたが、その経済的影響は長引きそうです。中でも、住宅ローンを利用中の人にとって、景気低迷による収入減やリストラなどは返済の大きな脅威となります。何か救済策のようなものはないでしょうか。
 例えば、住宅金融支援機構が扱う全期間金利固定型住宅ローン「フラット35」では、返済方法の変更メニューが用意されています。その一つが返済期間の変更。住宅ローンの返済期間を当初より長くすることで、毎回の返済期間を軽くすることができます。また、「中ゆとり」というメニューでは、一定期間だけ返済額を軽減することが可能です。いずれの場合も総返済額は増加しますが(「中ゆとり」の場合は、減額期間終了後の毎回返済額も増加します)、当座の返済負担が軽くなる点は見逃せません。
 ただし、返済方法の変更は誰でも応じてもらえるものではなく、個々のケースによって対応は異なります。気になる人は、早めに窓口で相談してみることをおすすめします。
 一方、民間金融機関が扱う住宅ローンの場合、ケースバイケースで対応しているようです。ここでも大事なことは、早め早めに窓口で相談すること。何の相談もないまま返済の遅延や滞納が続くと、ローン残額の一括返済請求という最悪のケースもあり得ます
 最後に、ローン返済で困った時に絶対してはいけないことがあります。それは、カードローンや消費者向けローンなどの高利ローンで返済の穴埋めすること。一時はしのげても借りるたびに利息が増え、いずれ破綻は避けられません。それよりも、住宅ローンを借りた金融機関に真っ先に相談に向かいましょう。それが自分自身と家族を救う第一歩です。

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