万一に備える家庭内備蓄(下)【2020-04-04更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
万一に備える家庭内備蓄(下)
ページ作成日:2020-04-04
一般家庭が防災用備蓄に取り組む際、付いて回る課題があります。限られた保管スペースで、何もかも備蓄するわけにはいかないという点です。さらに問題となるのが、水や食料の消費期限。放置しっぱなしでは、肝心の災害時に消費期限切れともなりかねません。
そこで内閣府や消防庁などが勧めているのが「日常備蓄」あるいは「ローリングストック」という考え方。日常使う水や食料などを少し多めに買い置きし、古いものから順に使いながら、その分を買い足していく方法です。これなら日常生活の延長上で最低限の備蓄が確保でき、消費期限切れの食品を抱え込むリスクも減らせます。自宅のスペースや家庭の事情(たとえば、赤ちゃんのいるお家では、粉ミルクや液体ミルクの備蓄が多めに必要でしょう)を考えながら、各家庭で工夫したいものです。
備蓄とは少し話が違いますが、家族との連絡方法についても今一度確認を。過去の経験によれば、地震などの災害時は固定電話・携帯電話とも不通になると思って間違いありません。回線の限界を超える通話が、全国から集中するためです。最低限の連絡に重宝するのが、メッセージを預ける・聞ける災害用伝言ダイヤル(被災地の固定電話向け)や災害用伝言板(携帯電話・スマートフォン向け)。大手各通信会社ごとに体験日が用意されている他、格安スマホで使えるアプリもあるので、家族で使い方を確かめておきましょう。
また、万全とはいえませんが、電子メールやSNS(ライン、ツイッター、フェイスブック他)など複数の通信手段を家族で共有することも大切。避難場所などの確認とともに、年に一度は家族で話し合って万一に備えたいものです。
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