広がるシェアリングサービス【2019-12-28更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

広がるシェアリングサービス

ページ作成日:2019-12-28

　シェアリングサービス、あるいはシェアリングエコノミーという言葉を聞いたことはありますか。これは個人が所有するモノやノウハウを他人に貸し出すサービスのこと。レンタル産業と似ていますが、貸し手が企業ではなく個人である点が特徴です。
　シェアリングサービスの草分けといわれるのが、個人所有の空き家・空き部屋を他人に貸し出すエアビーアンドビー（Airbnb)。インターネットを利用することで、世界中の話題を呼びました。日本でもAirbnbを含む「民泊」サービスが広がりつつあり、訪日外国人客の間で人気です。
　他にも日本のシェアリングサービスとしては、自動車、住まい、オフィス、家具、服などがあります。また、家事や買い物代行、ペットの世話、家具の組立てなどのサービスをシェアするビジネスも出ており、一定の利用者があるようです。
　シェアリングサービスが普及している背景には、若い世代を中心に、何かを持つよりも必要な時だけ借りればいいという割り切った発想があるようです。個人の収入がなかなか増えない中、持つことに伴うコストや、既存のサービスコストに敏感な人が増えているのも一因でしょう。余計な出費を抑えたり、副収入を得るのにも有効なサービスだけに、これからもさまざまな分野で広がりそうです。注目したいですね。
　年内の本コラムは本日で終了し、新年は１月第２週からの掲載となります。この１年のご愛読を感謝するとともに、来年も皆さまのマイホームライフに幸あれとお祈りいたします。ありがとうございました。