予算を生かし切るリフォームを(続)【2019-12-21更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

予算を生かし切るリフォームを(続)

ページ作成日:2019-12-21

 わが家のリフォームを進める際、いちばん気になるのは費用でしょう。予算枠はあらかじめ決められても、実際にどれだけのお金がいるのかは専門家でないとなかなか分かりません。そこでカギとなるのが、リフォーム会社との事前打ち合わせと見積もりです。
 リフォーム会社との最初の打ち合わせでは、あらましの予算枠とリフォーム希望ポイントをしっかり伝えます。リフォーム会社の担当者は、それらの要素を聞いた上で現場調査を行います。ここで気を付けたいのが、屋根・壁・基礎などの躯体の状況。もしも、雨漏りや大きなひび割れなど深刻な問題があれば、それらの修繕が優先されますが、リフォームを始めてから気が付いたのでは、大幅な出費増は避けられません。事前調査をしっかりしてもらうことで、不時の出費を抑えることができるのです。
 調査を終えたリフォーム会社からは、工事の概算見積書が上がってきます。そこから契約に進んでもいいのですが、慎重を期すなら最低もう1社に相見積もりを出しておきたいところ。複数の見積書を比較することで、お金がかかる部分・削れる部分の違いが見えてきますし、見積額の根拠を担当者に聞くことで、その会社の仕事の姿勢もうかがえます。見積額の高い低いだけで発注先を決めることだけは、くれぐれも避けたいですね。
 なお、リフォーム費用を抑える上で厳禁なのが、工事着手後の追加注文。当初のプランにない要望を「あれもこれも」と入れてしまうと、費用はあっという間に膨れ上がります。だからこそ、工事着手前にプランや設備までしっかり詰めることが大切。予算を生かし切るリフォームの成否は、工事前から始まっているのです。

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