やはり頭金は大切【2019-11-16更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
やはり頭金は大切
ページ作成日:2019-11-16
超低金利傾向が続く今、100%ローンによる住宅購入を計画している家庭も多いことでしょう。しかし、そんな状況でも頭金は大切です。その意味をもう一度考えてみましょう。
頭金の最大の利点は返済負担の軽減です。例えば2000万円の住宅を年利2%・30年返済の固定型ローン100%(月々返済のみ)で購入すると、毎月返済額は73,920円。しかし、頭金として400万円(20%)を支払い、ローンを1600万円(80%)に抑えると、毎月返済額は14,784円安い59,136円で済む上、30年後の差額の合計は532万円余りにもなります。
また、万一返済に行き詰った場合も、頭金が多い方が安心です。一般に、新築住宅の価値は購入後2~3年で当初の8割、10年で6割程度に目減りするといわれます。購入後2年でマイホームを売却したとすると、頭金2割を用意した人はローンを完全に精算できる可能性がありますが、頭金ゼロの場合は債務が残る恐れが高いのです。
さらに、頭金の有無が直接金利に影響する場合もあります。例えば、住宅金融支援機構の「フラット35」は100%融資を認めていますが、頭金10%未満のケースに対しては金利が上乗せされます。民間の金融機関でも、同様の運用をしているところがあります。
それほど大事な頭金ですが、貯金の全部をつぎ込むような資金計画はおすすめできません。返済中に大病や休職などのアクシデントに見舞われたら、家計が一気に行き詰まりかねないからです。よりよい方法は、両親や祖父母から頭金の援助を仰ぐなどして、家計に一定の余力を残しておくこと。どうしても100%融資しかない場合、購入後に繰り上げ返済を進め、早期に元金を減らすのも一案です。
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